実際に病院・クリニック等で行われている包茎手術の種類を紹介

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包茎手術の種類

環状切開かんじょうせっかい

環状切開
環状切開は、包茎手術の基本的な治療方法です。
ペニスの皮を引っ張りなから、余った皮を切除します。
その後、縫合します。
かつては、環状切開の際に、裏筋も一緒にカットしていましたが、それではセックスの際の感度が鈍ってしまうとのことで、最近では裏筋を残しながら環状切開を行うのがポピュラーなやり方になっています。
環状切開のメリットは、単純な手術なので、失敗が少なく、手術の時間も20分ほどで終わるとされています。
縫合の際は、体内に吸収される「吸収糸」を使用するので、わざわざ抜糸のために、再度訪問する必要はありません。
また、カットする皮の長さは、勃起時のペニスに合わせてカットするので、手術後はベストな長さを維持できるようになります。

デメリット

環状切開のデメリットは、手術の痕が目立ちやすいことです。
亀頭の近い皮は、ピンク色であり、付け根に近い皮は茶色の部分でそれらを縫い合わせるので境目がハッキリとわかってしまうのです。
この境目は時間がたつにつれ、やや目立たなくはなります。

 

亀頭直下埋没法きとうちょっかまいぼつほう

亀頭直下埋没法
亀頭直下埋没法とは、勃起時のペニスの全長に合わせて余分な皮をカットして、カリの部分で縫合する方法です。
縫い目が目立ちにくいとされています。
メリットとしては、縫い目が目立たないことです。
亀頭直下埋没法は、基本的に裏筋をカットしないので、セックスの際の感度は下がりません。
手術する際は、念のため担当医に、裏筋をカットするかどうかを確認しておくほうがいいでしょう。
ペニスのサイズに合わせて、皮をカットするので、サイズもバッチリです。

デメリット

デメリットとしては、術後に2週間ほどお風呂が禁止です(シャワーは可能)
激しい運動も1週間は不可能です。セックスは1ヶ月ほど禁止になります。

 

背面切開(バックカット)

背面切開
背面切開とは、亀頭と皮が癒着を起こしている場合は、それをはがし、皮の縦にカットして亀頭を露出しやすいように広げてから縫合するものです。
メリットしては、手術時間が15分ほどで済みます。
皮をカットしない点から、子供にも施されています。
カットする部分も少ないので、体への負担も少なく、傷の治りも早いとされています。

デメリット

デメリットとしては、皮をカットするわけではないので、余った皮がたるんでしまい、見栄えが悪くなる可能性もあります。
傷跡も目立ちやすくなるのがデメリットです。

 

ナチュラルピーリング

ナチュラルピーリング法とは、皮をむいた状態にして、皮を数か所縫合して固定してしまう方法です。
つまり、むきグセをつけて糸で固定してしまうというものです。
吸収糸を使うので抜糸の必要がありません。
ナチュラルピーリングのメリットとしては、皮をカットしないことが最大の特徴です。

デメリット

デメリットとしては、軽度の仮性包茎にしか適さないことです。
また、術後にクセが元通りになる可能性もあります。
さらに、皮の出口が狭い人には、この手術は適さないとされています。

 

複合曲線作図法

複合曲線作図法
複合曲線作図法とは、裏筋を残すように計算をしながら余分な皮のカットする方法です。
メリット
最大の特徴は、一人ひとりの皮の余り具合に合わせて、綿密に作図をして、それに合わせてカットすることです。
縫合するヶ所もカリの部分に隠れるようにするので、手術痕が目立たないのです。
さらには、複合曲線作図法では、皮の内側と外側とで使用する器具を変えたりとにかく傷跡を残さないようなベストな方法がなされます。

デメリット

デメリットは、手術時間が1時間と長いことです。

 

根元部固定法

根元部固定法
根元部固定法とは、皮を接着剤で固定する方法です。
いわばむきグセをつける包茎手術となります。
医療用の接着剤を使用するので、皮膚に害はないとされています。
メリットは、皮をカットしないので体の負担がすくないことです。
ナチュラルピーリングと比較しても、縫合の必要がないのでさらに負担が少ないといえます。
もちろん、皮をカットしないのでセックスの感度も下がりません。

デメリット

デメリットは、仮性包茎しか適さないことです
また、術後半年くらいすると、接着剤の効果が薄れて、皮がもとに戻る可能性もあるようです。